ひふみんのぬりえ
ひふみんっていい笑顔するよね。
この絵を見て、笑ってくれたら、
なんかハッピーになってくれたら。
なんて考えながら、描いたひふみんは、めっちゃ笑ってる。
これは知り合いのために描いたのだけど、
その人は若年性認知症で、
とても大変な思いをしている。
その方の奥さんも疲弊しきっている。
病気になる前はとても仲が良くて、素敵な夫婦だと思っていたけど、
病気のせいで全てが変わってしまったようだった。
冗談半分で「どっか行ってほしい」と愚痴をこぼしたり。
それは聞いていて切なくなる。
でもそれが本音なのだ。
憎むべきは病気なんだけどね。
二人がうちに来た時に、アウトデラックスが面白いって話になって、
(田島令子の回で、うろ覚えが過ぎるという話題)
それでひふみんの話になった。
将棋に詳しい人で奥さんはひふみんの面白さを聞いていたそうだ。
認知症の訓練というか、リハビリというか、
レクリエーションみたいなことの一つにぬりえがあって、
そこそこ集中してやっているという話も聞いた。
それじゃあ、せっかくやるなら、好きなものの塗り絵の方が
楽しめるのではないかと思ったのだ。
脳みそへ少しでも刺激になれば、という思いもあったりする。
少し絵が小さすぎたかなという気もするが、
自由に思うままに塗ってもらえればそれで良いと思う。
どういう風にぬってくれるか楽しみである。