「ウチのコークは世界一」
二人だけの時間はめちゃくちゃ充実している。
そこに欠かせないのがコーク。
どんな場面でも二人の間にはコークが並ぶ。
グラスが二つの時も、一つの時もあるが中身はいつも決まっている。
そして綾瀬はるかが言う。
「ウチのコークは世界一」
最後にハートマークまで見えそうなくらいである。
かわいいかわいい彼女にこう言われると、
そうだろう、そうだろう、とつい思ってしまう。けれど。
なんかひっかかってしまう。
何に?
「ウチの」にである。
確かにあの二人のあの時間、あの空間で飲むコークは最高だろう。
うまいに決まってる。
「ウチの」とは「ウチ(家)で恋人と飲む」って意味なんだから。
例えば、友達の家に行った時。
「喉乾いたでしょ。さあさあ、これ飲んでみて。
ウチのコークは世界一だから」
と言われても
『はあ?』となるわけで。
それでも、なんか「ウチの」って表現がなんか気に食わないのである。
たとえ綾瀬はるかが言っていてもなのだ。
なんかイラッとしちゃうのだ。
だから考えた。
続編というかパロディというか、「ウチのコークは世界一」シリーズ。
一つ目は「ウチ」と言えばあの人、
そう、安田美沙子である。
それこそイライラさせるCMになりそう。
「ウチ(私)のコークは世界一」
即『はあ?』となるはずだ。
二つ目も「ウチ」と言えばあの人、
こっちは絶対かわいい。
「ウチのコークは世界一、宇宙一だっちゃ。ね、だーりん?」
さて、炭酸水でも飲むか。