「俳句にしたことがすでに宝物なんだよ」って名言

久しぶりにNHK俳句を観た。

ゲストは鈴木福くんで、

弟(幼稚園児?)にもらった手作り団扇についての句を発表した。

 

「弟の 手作り団扇 宝物」

 

確かこんな感じだった。

 

まだ幼い弟が作った団扇は

幼稚園でハサミの使い方を習って作ったものだった。

まだ不慣れな手つきで一生懸命切ったであろう丸と三角の

てるてる坊主ができていた。

その横には福くんの似顔絵と野球が好きなのかボールとバットも添えられていた。

 

「そのままでもいいけど」と前置きをして、先生はこう添削した。

 

「弟の 手作り団扇 ぼくの顔」

 

そしてこう言った。

 

「俳句にすることがもう宝物だから、「宝物」と読み込まなくてもいいんだよ」

 

どひゃー、である。

 

朝っぱらから、少し涙が滲んだぜ。